1 教育目標
● 進んで考える子(知)
● 共に助け合う子(徳)
● 元気でたくましい子(体)
2 学区の状況
本学区は、永井、涌津、油島、老松、日形、花泉、金沢の7つの地区からなっている。全体的に、農村地帯であるが兼業農家で一関市や花泉地域に所在する企業に勤務する共稼ぎ家庭が多い。3世帯家庭が多く、子どもが家に帰っても祖父母がいる家庭が多い。駅前周辺には、新設住宅やアパートが多く、放課後児童クラブを利用する児童が多数みられる。各地区民は逞しい気風をもち、教育に対して熱心である。文化的感覚が豊かで教育的関心も高く学校にも協力的である。
3 沿革
明治5年の学制発布から間もなく、小学校が開校された。その後、昭和30年からの花泉町立小学校、平成17年からの一関市立小学校の時代と、140有余年にわたり統合・合併、学制の変遷による校名の変更等を経験しながら、それぞれの地域で学校教育が営まれてきた。平成28年、児童数の減少・学校教育規模の適正化等の観点から「花泉地区統合学校づくり推進委員会」が組織され、行政と地域代表者による検討が重ねられた。令和5年3月をもって、永井・涌津・油島・花泉・老松・金沢の6小学校が閉校し、統合・新設された花泉小学校として令和5年4月1日に開校した。
4 校章
令和4年、11月2日統合小学校学校づくり推進協議会において制定された。デザインは菅野薫氏(山形県在住)、花泉統合小学校の基本理念から「結」をコンセプトに考案された。
〈さくら〉
旧花泉町の花、桜をモチーフに、7つの点(葯)は、統合前の7つの地区の学校が1つになり、和を大切に地域と結び合い、安心して生きる力を育むことができる学校を象徴している。
〈背景の鏡〉
神話の八咫鏡(やたのかがみ)を基に、自分に正直に、明るく元気に成長することを象徴している。